お知らせ
ブラジルの黒いマリア様
ブラジルの毛糸刺繍タペサリア。
参加者様の作品です。
この図案のモチーフは「ノッサ・セニョーラ・アパレシーダ」。アパレシーダという愛称の、黒い肌で青い衣を纏った聖母マリア像で、カトリック諸国の中でもブラジルにしか存在しない独特なものです。
ブラジルのある貧しい村の漁師が、川で漁をしているとこのマリア像が網にかかりました。それからはカヌーが転覆するほど大量の魚が獲れるようになり、村には次々と奇跡が起こりました。その評判はブラジル中に広まり、全国から巡礼者が訪れるように。
貧しかった村は豊かになり、現在はアパレシーダ(ポルトガル語で「現れた」)市となりました。私も実際に像を見に行ったことがあります。
とにかくブラジル人に絶大の人気がある「ノッサ・セニョーラ・アパレシーダ」。この図案を刺繍したいと言われると私もなんだか嬉しくなるのです。
そして!
刺繍を完成され、額装はどうしようかと相談していて思いついたのが、木製の「ばんじゅう」を額代わりに使うアイデア💡
こんにちではプラスチックやアルミニウム製の「ばんじゅう」が多いですが、味わい深い古い木製の「ばんじゅう」。
見せる収納としてインテリアにもなる「ばんじゅう」。
まだご用意ございます。
黒背景で植物満載
ブラジルの毛糸刺繍タペサリア。
参加者様の作品です。
下絵はブラジルから取り寄せた図案で植物盛り盛り🌼🌿
黒背景で映えますね。
タペサリアは背景まで全て毛糸で刺し埋めるので、背景色もお好みの色で。
まったく印象の違う作品になります。
メキシコのこと
こんばんはメキシコ担当です🇲🇽
本日は月曜しかお店にもインスタにもほぼ現れないメキシコ担当についてのご紹介です。(ちょっと長文)
行って帰ってを繰り返し、トータル3年ほどメキシコのオアハカという町に住んでいました。(オアハカはすごく可愛いくて、すごくアートな町なので気になる方はぜひ調べてみてください💻)
メキシコといえば、日本では麻薬とか殺人とか、もうヤバさしかない国に思う方も多いかと思いますが、綺麗な街や歴史的建造物、美味しい食べ物、優しい人も沢山いる国です。
わたしがメキシコに興味を持った最大の理由がアレブリへ(木彫りの人形)でした。オアハカの職人さんが作った木彫りの人形たちを見て衝撃⚡️を受け、『これ作ってみたい!』とメキシコへ🇲🇽。誰か通してではなく直接職人さんと話すためにスペイン語を学びました。
本当にありがたいことに、アレブリへの職人さんにプチ弟子入りさせていただき、修行期間後もお家に訪ねるたびにご飯をご馳走になっていました🤤
その後もアレブリへだけでなく色々なものを作っているメキシコの職人さんたちと出会うチャンスがあり、わたしはいよいよメキシコ民芸品大好きファンに😂人柄ものんびりしていて優しい職人さんたちは、みんなわたしが日本へ帰った今も『最近どう?』とメールをくれます。
メルカジーニョにおいてある商品の大半はそんな職人さんから買ったものです。見るたび職人さんたちを思い出しています😌💭
月曜日はお店番しておりますので、メキシコのこと(版画のことも)ご興味ありましたらぜひお待ちしてます🙈





