たまにはこんなハナシを。

メルカジーニョはどんな経緯で生まれたのかから。

そもそも私は約20年間、海外旅行雑誌の編集者でして、世界を巡って手仕事を集めたり習ったりというのが、ライフワークでした。自著『ブラジルの手しごと』出版後、講師の依頼が増えたことで地元洋光台に拠点を持つことに。2019年に世界の手仕事の販売とワークショップでメルカジーニョはスタートしました。mercadinhoとはポルトガル語で小さな市場という意味です。

2021年からのタイ暮らしをきっかけに、宝石鑑別を学び、メルカジーニョのパートナーであるふみえちゃんが日本で彫金技術を学んできました。石と彫金の知識と技術を習得した上で、ジュエリー制作は熟練の職人さんにお願いしています。メルカジーニョ内だけで制作しているものもありますが、それらはジュエリーとは区別しています。ジュエリー職人さんたちが何十年もかけて習得した技術こそが、ジュエリーだと思うからです。

タイのお守りジュエリーの制作は、タイの熟練の職人さんたちにお願いしています。ひとつずつ石の形に合わせてワックスで原型を作るところから、鋳造、石留め、お守りの彫りを入れる工程、それぞれ専門職の方々にお願いしています。

さて、メルカジーニョは「世界の手仕事」を紹介するお店だという話に戻ります。ジュエリー部門でも「世界の手仕事」をご紹介したいという想いがあります。タイ以外にも何かびびっとくる出会いがあればお取り扱いしていきたいと思います。そしていくつか、すでにいいなと思っているものがあります。

ひとつは、かねてより探し求めていた古代感。シルクロード感。

トルコの工房とのよき出会いがあり、お取り扱いを開始させていただくことになりました。

金が1g 1万円を超えるようになり、ボリュームあるデザインが金では作りににくいというのが悩ましかったのですが、こちらのシリーズの地金は真鍮にK22コート。

正確にはジュエリーではなく、ライトジュエリーです。

(ジュエリーとは銀以上、金やプラチナ製品を指しますので)

しかし、その分大きな石でも、ぽってりした地金でも、ゴールドカラーを実現できます。

ジュエリーはジュエリー、

ライトジュエリーはライトジュエリー、

アクセサリーはアクセサリーとして、

楽しむものだと思っています☺️

長くなってすみません💦

商品の詳細はそれぞれ改めてご紹介させていただきますね。